#208 ジェフ・ホーキンス


#208 ジェフ・ホーキンス

知能とは何か?知能の謎を紐解く鍵とは?

ゲスト:ジェフ・ホーキンス - 神経科学者、「A Thousand Brains: A New Theory of Intelligence」の著者

[このエピソードのポイント]
神経科学者のジェフ・ホーキンスが新刊「A Thousand Brains: A New Theory of Intelligence」に記した知能の謎を紐解くアイデアについて解説します。知能とは何か、その知能を構成する脳内の要素とは何かについて掘り下げます。

トピック1:著書「A Thousand Brains: A New Theory of Intelligence」のアイデア

著書「A Thousand Brains: A New Theory of Intelligence」の重要なアイデアは何か?ジェフ・ホーキンスは、大脳新皮質、AI、人類の未来、の3つにおける重要なアイデアをこの著書に記したと話します。ここでは特に著書のタイトルの A Thousand Brains (1000の脳) の由来となる、大脳皮質の皮質カラムについて取り上げます。ジェフ・ホーキンスは、知能を紐解く鍵はこの皮質カラムにあるとし、知能とは何か、皮質カラムの働きは何かについて説明します。

トピック2:知能の起源

知能の起源とは何なのか?生物進化の観点から、ジェフ・ホーキンスが生物一般の知能の起源について見解を述べます。また、ヒトの知能は他の生物と比べて特別かについて考察します。

トピック3:神経細胞 (ニューロン)

ジェフ・ホーキンスは、予測は神経細胞 (ニューロン) の内側で起こると話します。内側で起こるとはどういう意味なのか?ジェフ・ホーキンスが解説します。

トピック4:A Thousand Brains (1000の脳)

A Thousand Brains (1000の脳) のアイデアに行き着いた経緯や1000の脳を構成する要素である皮質カラムについて、ここでは特に皮質カラムで処理される基準座標系 (reference frame) のアイデアについて掘り下げます。

トピック5:知能のエンジニアリング

皮質カラムの働きや処理される情報のメカニズムを参考にして知能をエンジニアリングすることは可能なのか?ジェフ・ホーキンスが知能のエンジニアリングの可能性について見解を述べます。

トピック6:意識のアップロード

意識をデジタル化しコンピュータデバイスにアップロードすることは可能なのか?ジェフ・ホーキンスが見解を説明します。

トピック7:超知能がもたらす恩恵

超知能が実現したとき、私達の生活はどう良くなるのか?ジェフ・ホーキンスが期待している事について説明します。


YouTube チャプター

- 前回 (2年前) の会話について

3:04

- 集団的知性について

4:57

- 著書「A Thousand Brains: A New Theory of Intelligence」の重要なアイデアは?

9:46

- 知能の起源とは?

22:59

- ヒトの知能は特別かどうかについて

33:58

- 予測は神経細胞 (ニューロン) の内側で起こるとは?

37:16

- A Thousand Brains (1000の脳) について

41:30

- 知能のエンジニアリングについて

50:10

- AI の脅威について

1:08:10

- 意識のアップロード/デジタル化について

1:20:12

- 超知能の実現によって、私達の生活はどう良くなるのか?

1:27:02

- 人類史の始まる前に存在していたかもしれない文明について

1:32:34

- 100年後に振り返ったとき、今の自分の考えが間違っているとしたらどのようなものがあり得るか?

1:42:50

- 人間側にある懸念とは?

1:47:45

- コンピュータ/ハードウェア側にイノベーションが必要だと思うか?

1:56:07

- 学生へのアドバイスは?

2:02:46