#221 ダグラス・レナート


#221 ダグラス・レナート

約40年続く AI プロジェクト「Cyc」とは?

ゲスト:ダグラス・レナート - Cyc プロジェクトの創始者

[このエピソードのポイント]
コモンセンス知識の獲得を目指す人工知能プロジェクト「Cyc」の創始者であるダグラス・レナートが、Cyc のような知識ベース/ルールベースの人工知能の特徴や取り組んでいる問題、プロジェクトで得られた教訓について解説します。

トピック1:Cyc プロジェクト

ダグラス・レナートは1984年に Cyc というコモンセンス知識の獲得を目指す人工知能プロジェクトを始めました。このプロジェクトについて掘り下げます。プログラムがある事柄を理解するというのは何を意味するのか、なぜコモンセンス知識が必要なのか、について解説します。また、知識を利用する際の2つの側面から、Cyc プロジェクトが取り組む問題について解説します。

トピック2:知識ベースの大域整合性と局所整合性

Cyc の知識ベースにおいて、例外や矛盾する事柄をどのように扱うのか?大域整合性と局所整合性の観点から、Cyc プロジェクトで得られた、この問題に対する教訓を説明します。

トピック3:自動推論

Cyc では、どのように自動推論を実現しようとしているのか?ダグラス・レナートが2つのアプローチを紹介し、アブダクションという推論法について解説します。

トピック4:機械学習と説明可能性

機械学習で注目している手法はあるか?「説明可能な人工知能」という観点から、機械学習と Cyc のような知識ベース/ルールベースのシステムを比較し、機械学習に対する見解を説明します。

トピック5:セマンティック Web

セマンティック Web の構想は Cyc の知識ベースに通じるものがあるか?セマンティック Web をどのように見ているか、ダグラス・レナートの視点を探ります。

トピック6:Cyc における愛や意識

ダグラス・レナートは、Cyc において人間の感情の理解は重要と話します。この理由について説明します。

トピック7:Cyc が目指すものはただの夢か?

人々が「Cyc プロジェクトは、ビジョンは素晴らしいが、ただの夢」と言うのはなぜか?これについて、ダグラス・レナートが見解を示します。また、企業や病院の Cyc の利用例について説明します。

トピック8:OpenCyc

OpenCyc とは何か?なぜ生まれたのか?ダグラス・レナートが解説します。

トピック9:プログラミング言語

Cyc プロジェクトで利用している Lisp 言語や SubL 言語について取り上げ、Cyc のような知識ベース/ルールベースのシステム開発の特徴について説明します。

トピック10:考えるマシン

ダグラス・レナートは考えるマシンの実現は間違いなく可能と話します。考えるマシンについて、ダグラス・レナートが持つ視点を掘り下げます。


YouTube チャプター

- Cyc プロジェクトとは?

1:11

- 世界を理解するために必要な知識ベースはどれくらいのサイズになるのか?

9:17

- 知識ベースにおける大域整合性と局所整合性について

24:04

- 1984年から今日まで、必要な知識ベースのサイズについて、何か手応えをつかめたか?

34:12

- 自動推論について

48:25

- 機械学習の手法で注目しているものはあるか?

54:05

- セマンティック Web について

1:06:43

- Cyc のデータ解釈を支援するツールについて

1:17:16

- Cyc で最も美しいと思うアイデアは?

1:26:26

- Cyc における愛や意識について

1:32:25

- マービン・ミンスキーにまつわる話

1:39:24

- Cyc プロジェクトがただの夢だと言われる理由は何だと思うか?

1:44:18

- OpenCyc とは?

1:49:03

- 一般的に推論の問題はどれくらい難しいのか?

2:05:20

- Cyc で利用しているプログラミング言語について

2:07:03

- 非営利企業 Knowledge Axiomatization Institute とオントロジー工学の教育について

2:14:37

- マシンは考えることができると思うか?

2:22:02

- AI システムにとって死の概念は重要だと思うか?

2:30:47

- AGI システムに何を聞いてみたいか?

2:40:48

- 若い人へのアドバイスは?

2:45:24

- 自分の死について考えることはあるか?

2:47:20