#44 デービッド・フェルーチ
デービッド・フェルーチは、IBM Watson (ワトソン) の開発チームを指揮していました。ワトソンは質問応答システムで、クイズ番組「Jeopardy」で人間のチャンピオンに勝利しています。また、Elemental Cognition 社の設立者で、同社の CEO 及びチーフサイエンティストを努めています。この会社では、人間と同じように世界を理解する AI システムの開発に取り組んでいます。
エピソード一覧： 人工知能（7ページ目）
#43 ゲイリー・マーカス
ゲイリー・マーカスは、ニューヨーク大学の名誉教授、Robust.AI 社および Geometric Intelligence 社の設立者です。Geometric Intelligence 社は2016年に Uber に買収されています。また、新刊「Rebooting AI: Building Machines We Can Trust」など、自然知能や人工知能に関する著書を複数発表しています。ディープラーニングについて、その限界を浮き彫りにし、批判的な立場を取っています。そして、汎用人工知能の実現のためには、AI コミュニティが直面している課題を解決しなければならないと主張しています。
#40 レジーナ・バージレイ
レジーナ・バージレイは MIT の教授で、自然言語処理やディープラーニングの応用で世界的な研究者です。がん早期診断、がん予防、がん治療向けなど、化学や腫瘍学におけるディープラーニングの応用に取り組んでいます。また、MIT で「機械学習入門」などの AI 関連の人気講義を教えていることでも知られています。
#39 コリン・アングル
コリン・アングルは iRobot の CEO／共同設立者です。iRobot は、29年の歴史を持つロボットメーカーで、数千～数百万台という規模で、掃除機ロボットのルンバや床拭きロボットのブラーバなどの実用ロボットを製造しています。2019年現在、2千5百万台以上の自律型ロボットが家庭で稼働しています。
#38 フランソワ・ショレ
フランソワ・ショレは、オープンソースのディープラーニング用のライブラリ Keras の作者です。Keras は、TensorFlow などの複数のディープラーニング・ライブラリのインターフェースとして機能し、ディープニューラルネットワークを用いた実験を素早く簡単に行えるようにデザインされています。また、世界的な AI 研究者であり、Google のソフトウェアエンジニアでもあります。そして、特に人工知能の未来の考えについて、率直・積極的に発言する人物の一人です。
#36 ヤン・ルカン
ヤン・ルカンは、近年の AI 革命といえるディープラーニングの父の一人です。ニューヨーク大学の教授、Facebook のヴァイスプレジデント＆チーフ AI サイエンティストを務め、そして、ディープラーニングの研究業績に対して贈られたチューリング賞の受賞者の一人です。特に、畳み込みニューラルネットワークをOCR (光学文字認識) アプリケーションに応用したことで知られています。
#35 ジェレミー・ハワード
ジェレミー・ハワードは、fast.ai の設立者です。この研究所では、機械学習がより利用しやすくなるように取り組みを行っています。サンフランシスコ大学のディスティングイッシュト・リサーチ・サイエンティスト、Kaggle の元代表、また、Kaggle 参加者として、かつてはランキング上位に位置していました。そして、成功した起業家、教育者、研究者であり、AI コミュニティを活気づけている人物の一人です。
#34 パメラ・マコーダック
パメラ・マコーダックは作家です。これまでに、人工知能の歴史や哲学的意義、エンジニアリングの将来、女性とテクノロジーの役割についての著書を発表してきました。1979年発表の「コンピュータは考える 人工知能の歴史と展望」、1983年には、エキスパートシステムの父として知られるエドワード・ファイゲンバウムとの共著「The Fifth Generation」を発表、その他に「The Edge of Chaos」や「The Futures of Women」などの著書があります。
#33 ケオキ・ジャクソン
ケオキ・ジャクソンは、Lockheed Martin (ロッキード・マーティン) の CTO です。ロッキード・マーティンが製造するものは、高速ステルス航空機、何百万人もの命を奪う核兵器のような脅威に対する横断的な防錆システム、また、月や火星、もっと遠くの宇宙空間に乗り出す有人／無人・宇宙船システムなど、長い歴史を通じてエンジニアリングの偉大な傑作を生み出してきた会社です。